16 4月

「『在日』概念の意識革命の時代に突入」

我、何ゆえに、今に関係する小宇宙に生きてきたのか・・・今を創造して「在日」にあり。
それを再考してみれば、我が歴史的意義と存在的意義が凝縮された小宇宙にある「在日」であるからだ。
そのところからして、小宇宙にある日本の人が「在日」に属する新時代がやってきたのだ。大胆に表現したい。
各国籍を超越したところにある個別の「在日人(ザイニチジン)」よ。「在日」からイメージする排斥概念が通用する歴史的・文化的時代は過ぎ去って、新時代に突入している。新時代における「在日」とは、我々の小宇宙の視点、つまり、「社会的・地域的・政治的弱者」の視点からして、超大陸的文化概念に変換された歴史に突入しているといえる。
更にいうならば、大宇宙的文化概念に変換された歴史にあり、「個々」のアイデンティティーが地核変動で大きく揺れている。
それに対して、我々が、「無知」・「無感覚」であってはならずである。